就労ビザ

専門家として香港での就労を希望する人のためのビザです。香港にいない特別な技術,知識,経験を持つ専門家が一般的な労働契約のもとに香港で就労する場合に申請できます。金融商業分野以外に,料理人や芸術,文化・スポーツ分野での技術や才能を持った専門家も,アジア地区でのホンコンのステータスを増強する目的で受け入れを行っています。

2022年の政策演説で、「一般雇用政策」の緩和が発表されました。雇用主が募集する人材が、現地で人材不足とされている「人材リスト」に記載のある13の人材だった場合、または年収200万香港ドル以上の職の場合、現地採用証明は必要なく、直接申請できます。

以下の場合,一般的な労働契約下でのビザ申請は承認されるでしょう。

1. 犯罪記録,セキュリティ上の問題点が無いこと
2. 良好な教育背景, 通常は関連分野での大学の学位が求められ,特別な背景の場合は,資格技術を持ち,証明書等により裏づけできる専門能力と経験業績等を有していること
3. 就労採用が確定し,資格技術または経験が職務内容と関連していて,香港の人材では代えることが出来ないこと
4. 給与,住居,福利厚生,付加給付などは他の香港の専門家のレベルと釣り合っていること
5. 求人枠,役職が実際にあること
6. スポンサーになる会社の業務・財務業況が良好なこと

注：このビザはアフガニスタン,カンボジア,キューバ,ラオス,北朝鮮,ネパール,ベトナム国籍者には適用されません。

必要資料

申請者

1. 申請者の経歴書
   学歴,職歴を証明できるレファレンスレター,証明資料

スポンサー会社

1. 会社案内 (社歴,営業分野,製品サービス案内,会社機構図など)
2. 会社ウェブサイト
3. 会社商業登記証,設立証明書,定款,年次報告
4. 会社財務状況を示す資料 (会計監査報告書,税務報告書,バンクステートメントなど)
5. 求人内容の詳細 (職務内容,責任など)
6. 申請者との労働契約 (給与,報酬,福利厚生などを含む)

申請期間

通常,審査期間は4-6週間ですが,補足的な質疑が出されるので,全ての過程を含めると,2-3ヶ月ほど必要です。

料金

コンサルティング料HK$13,000 + 経費HK$500
契約書作成と同時に全額をお支払いただきます。
申請承認時,ビザラベル政府手数料HKD 160 /人が追加で必要です。